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毛呂山町で「きらめ樹体験会」!皮剥き間伐で日本の森を守ろう!

毛呂山町
この記事は約 5 分で読めます。

突然ですが、あなたは日本が国土の68.2%を森林が占める世界でも有数の森林であり、また、世界第三位の木材の消費国で、木を非常に良く使う国だということはご存知でしたか?

きっと、いきなりそんなことを言われても「日本ってそんなに森林がある国だっけ?」「普段そんなに木を使ってるかな?」と、イマイチパッとしない方がほとんどでしょう。

そこで問題となっているのが、日本は森林が豊富にある森林国でありながら、未だにコストが安い海外から木材を輸入し続けているため、国土の68.2%が森林を占める森林国日本が、世界の原生林を食いつぶしているという矛盾した状況であることと、

長年海外からの輸入に頼り、自国の森林に人の手が入ることがほとんどなかったため、森の木々は荒廃しはじめ、倒木や土砂崩れの可能性も高い危険な状態が続いてる今の状況を、誰もが知らないということです。

倒れ木

普段平地で暮らしている私たちにとっては、森林に携る機会が非常にまれであるため「自分たちが森の国に住んで居る森の民」であるイメージがわかないことは愚か、森林のことを考える機会さえあまりことは、しょうがないことなのかもしれません・・・

そこで、こうした状況を「皮剥き間栽」という手法を使って、森林だけでなく林業の再生を志す素晴らしい活動をされているのが「NPO法人 森の蘇り」です。

大西義治さん

「NPO法人 森の蘇り」は、代表の大西義冶さんをはじめしたメンバーで日本全国を回りながら、現在の日本の森林における危機的状況の話や、森を守るために私たちができることは具体的に何なのか?というメッセージを多くの人々に発信し、

その他にも、日本の森林の約七割を占めているといわれるスギヒノキの皮をチェーンソーなどの器具を使わずに、木を傷つけないように人の手で皮を剥き、1年かけてゆっくりと立ち枯れさせる伐採方法「皮剥き間伐」の体験を「きらめ樹体験会」と称して、子供から大人まで楽しく、そして真剣にもう一度森林のことを考えるきっかけを与える活動をしています。

この日は埼玉県毛呂山町で開催された「きらめ樹体験会」でしたが、約三時間にわたる大西さんの講演は、絶対にテレビでは知ることのできない、まさに目からウロコがな話ばかりです。

「日本は、国土の7割を森林が締める世界でも有数の森林国だが、現在の木材自給率はわずか2割」
のこりの8割は海外から輸入している状態が20年30年続いている・・・これは森林国である日本が海外の原生林を食いつぶしていることになる」・・・たしかにこれはおかしな話ですね。

「人間一人一人の力は微力ですが、みんなが力を合わせて一つになればきっと今の日本の森林の状況は改善され、緑豊かな森林に再生されることはもちろん日本の林業も再生される」と語る大西さんのメッセージは、私を含め、その日講演を聞きに訪れたみんなの心の奥に響いたことは間違いないでしょう。

皮剥き間伐体験

午前中の大西さんの公演が終わり、午後からはいよいよスギヒノキの皮剥き間伐体験が始まりました。

間伐する木を選ぶ

ただ適当に間伐するスギヒノキを選ぶのではなく、スギヒノキの高さや太さをしっかり調べたうえで、倒木などの恐れがあり間伐すべきスギヒノキを選抜します。

手で間伐を行う

木肌と白い甘皮と呼ばれるところの内側に木べらを差し込んで剥く方法を使うことで、木肌に一切傷をつけないで木の皮を剥くことができます。

みんなで一斉に皮を剥く

あらかじめ木べラでを一周同じくらいの高さに剥いておく作業が終わったら、みんなでそれぞれ皮の先端を持ちます。

複数人で一斉にぺースを合わせながら剥いていくことによって、一人で行うよりも綺麗に皮を剥くことができるそうです。

「Let’sきらめ樹!」という掛け声をみんなで合わせてから一斉に皮を剥いていくのが、きらめ樹体験会のお決まりです。

すると・・・

剥く前のスギヒノキ

もともとこんな感じだった木が・・・

剥いた後のスギヒノキ

美しく輝く黄土色の木に!!

これを見たみなさんは、子供も大人も思わず「おおー!!」という声をあげて驚いていました。

私自身も木の皮を剥く瞬間を見ることや、剥きたてホヤホヤの木を見ることは初めてでしたが驚きと感動を体感しました。

剥いた後のスギヒノキ

皮を剥いた木は、たっぷり水分を含んでいるため、手で触ってみると冷たく湿っています。

この木をしばらくこの状態で放置しておくことによって水分がゆっくり抜けていくので、収縮して反りや歪みの無い状態になり、乾燥した時には香成分もそのまんまで建材として最高の木になるそうです♪ 

きらめ樹体験を終えて

きらめ樹体験を終えて

今回の初めて「きらめ樹体験」をさせていただきましたが、理事長の大西さんのお話しはとても感慨深いものがありましたし、「一人一人がもっと真剣に今の日本の森林についてもっと真剣に考えなければならない」とつくづく感じました。

また、そういった真剣な話もありつつ、子供から大人まで楽しめる皮剥きの体験は本当に楽しかったですし感動的でした。

子供達も皮を剥くときは本当に楽しそうでしたし、みんなにとって楽しい思い出でとなり、森を好きになるきっかけになったことは間違いありません。

このような素晴らしい活動をされている「NPO法人 森の蘇り」のみなさんに今後も注目です。

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